2013年02月17日
川崎市が2012年10月24日に発表したかわさき環境ショーウィンドウ大賞2012の大賞に専修大学が選ばれた。省エネ創エネに関する技術や製品を広くPRするとともに、より一層の普及を図るため、それらの導入により効果を上げた取組を市内の企業・団体から募集したもの。
専修大学では、空調、照明設備の制御方式として、中央監視システムの一括制御方式に加えて、教職員や学生の判断で教室ごとに個別に運転・停止を行う許可運転方式を導入した。さらに、CO2濃度が一定値を超えると自動的に外気を取り入れる換気制御システムを構築するなど、省エネに取り組み、年間2百万kwh以上の消費電力を削減した。
選定にあたっては、キャンパス全体を巻き込んだこと、電力モニタリングシステムを学生自らが設計したこと、積極的に見える化を図っていることが評価された。
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