カルビーの廃食油で生産したバイオ燃料の利用を開始

バイオディーゼル燃料製造装置販売のバイオマス・ジャパンは2012年８月28日、スナック菓子メーカー大手のカルビーから買取した廃食油を使用して製造したバイオディーゼル混合燃料の利用を開始したと発表した。

篠崎運送倉庫グループの太章興産に設置したプラントで軽油95％、バイオディーゼル燃料５％を混合した燃料を製造しており、同興産がカルビーの配送に利用するとともに、グループ全車両に利用されている。

この取組は、環境に配慮したロジスティクスを実現させたいと考えていた太章興産と、自社の廃食油をリサイクルし環境に役立てたいと考えていたカルビーを同社が結びつけたもの。現在の月産３万～４万リットルから将来的には月産10万リットルを予定しており、燃料の使用者を増やしていくとしている。