ソーラーフロンティア　宮崎に世界最大級の太陽電池工場を完成

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昭和シェル子会社のソーラーフロンティアは、次世代型太陽電池CIS太陽電池の第３工場を完成させ、2011年２月から一部稼働を開始、2011年７月にはフル稼働に移行した。従前の工場に比較して、生産装置の大型化や生産工程の自動化を推進し、生産効率を高めた。

年間900MWを生産する同工場の完成で、既に稼働している第１工場、第２工場と合わせて、約１GWと世界最大級の年間生産能力を確立した。同社によると原発事故以降、太陽電池への問合せが増えており、日本発の技術で世界市場への展開もねらう。

同社の販売するCIS太陽電池モジュールは、経済効率の高さ、環境負荷の低さや黒一色のデザインを評価され、内閣総理大臣表彰「第２回ものづくり日本大賞」で優秀賞(製品・技術開発部門)、「2007年グッドデザイン賞」では特別賞エコロジーデザイン賞を受賞している。

昭和シェル石油　国内最大規模の太陽電池生産へ（関連のJFS記事）
http://www.japanfs.org/ja/pages/029518.html

登録日時：2011/08/24 06:00:15 AM