政策・制度・技術

2011年07月14日

 

工学院大学 「ダンボールシェルター」を開発して被災地へ提供

Keywords:  環境技術  大学・研究機関 

 

JFS/School of Architecture Develops Cardboard Shelters for Disaster Areas JFS/School of Architecture Develops Cardboard Shelters for Disaster Areas
Copyright 工学院大学


工学院大学建築学部の鈴木敏彦教授は、東日本大震災で被災し体育館等で避難生活をしている人々の生活空間の改善に役立つ「ダンボールシェルター」を開発し、4月22日から4月25日まで被災地で提供し、あわせて様々な活動を行うためボランティア活動隊を派遣した。

温かくプライベートな空間を確保できる「ダンボールシェルター」には、2種類のタイプがある。タイプ1は一時的な個人用の寝室で、タイプ2は更衣室や避難トイレ用。

「120センチメートル×240センチメートル」のサイズ、あるいはその大きさの手持ちのダンボールをカッターで図面通りに切り抜いて、つなぎあわせることで制作できる。図面は同大学のホームページで公開されている。同大学では、気仙沼の被災活動グループからの要望に基づき、タイプ1を300個、タイプ2を50個、被災地に提供した。

この他にも、大切な写真の復元、被災者の心身のケア、協力機関などの提供による支援物資の受け渡し、カフェを開いて温かい飲み物のサービスと傾聴活動、人形劇の上演、安否確認、生活用品を届けるなどの災害対策本部支援も行った。

登録日時:2011/07/14 06:00:15 AM

English  

 

参照元

建築学部教授が、東日本大震災被災地のために「ダンボールシェルター」を開発しました
http://www.kenchikugakubu.jp/news/2011/040801.html
工学院大学「東日本大震災・支援プログラム」気仙沼市にボランティア活動隊を派遣
http://www.kogakuin.ac.jp/news/201104/1801.html


 

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