日産、EV用リチウムイオン電池の生産能力を年間９万台分に増産

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日産自動車は2010年６月11日、電気自動車（EV）用リチウムイオン電池の国内生産能力を2011年までに年間９万台分に増強すると発表した。

同社のEV「日産リーフ」には、日産とNECの合弁会社オートモーティブ・エナジー・サプライ（AESC）製のラミネート型リチウムイオン電池が搭載される。AESCでは、2010年後半から同電池の量産を開始し、当初は2011年度までにEV用として年間５万4000台分を生産する計画であった。

しかしながら、2010年４月から日本国内の予約を開始した「日産リーフ」の予約がわずか２ヵ月で2010年度の販売目標である6000台に達するほど予想以上に伸びていること等から、今後の需要を見込み、生産能力を2011年までに３万6000台分上乗せし年間９万台分に増やすことを決めた。

「日産リーフ」は、2010年12月より日本、米国、ポルトガル、オランダで販売開始され、2011年２月からは英国、アイルランドでも販売し、2012年よりグローバルに量販する。

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登録日時：2010/09/03 06:00:15 AM