Home > 電力中央研究所、アオコから「緑の原油」の抽出に成功 >
2010.07.17 Sat

電力中央研究所、アオコから「緑の原油」の抽出に成功
JFS/Japanese Institute Succeeds in Extracting 'Green Crude Oil' from Blue-Green Algae
Copyright 財団法人 電力中央研究所


財団法人電力中央研究所は2010年3月17日、NEDOの産業技術研究助成事業の一環として、同研究所の神田英輝主任研究員が、液化ジメチルエーテル(DME)を用いて藻類のアオコから「緑の原油」を常温・高収率で抽出する方法の開発に成功した、と発表した。

「緑の原油」とは微細藻類の細胞にある油分の総称で、石油代替燃料として使用する試みが広がっている。しかし、これを取り出す従来の方法には、乾燥、細胞壁の破壊、有毒な溶剤の使用と除去等の複雑な工程と、それに伴いエネルギーが多く必要になるという問題があった。

これらの問題を克服すべく開発された方法は、液化DMEが水にも油にも混ざる性質を利用したもの。常温でアオコの脱水と油分抽出を同時に行えるため、従来方法に比べ、脱水・乾燥に必要なエネルギーを大幅に低減できるほか、抽出用の有機溶剤が不要となるため、低コストで環境に優しい油分抽出システムを実現できる可能性がある。実験では、従来方法と比べ、アオコの乾燥重量で60倍以上もの「緑の原油」の抽出に成功した。

この技術の実用化には、様々な藻を用いた基礎実験や、「緑の原油」をDME内で濃縮する技術の開発が必要になるため、同研究所ではさらに試験を重ね、今回開発した方法の改善を行っていく考え。

アオコから『緑の原油』の抽出に成功
http://criepi.denken.or.jp/press/pressrelease/
2010/03_17.html

登録日時:2010/07/17 06:00:15 AM


閉じる
Social Bookmarks
| Posted by jfs | Comments(0) | Trackbacks(0) |
NEXT ACTION
JFSの記事から気になる情報を探してみる   
次の記事を読む: 大和証券 欧州投資銀行発行の「エコロジー・ボンド」を販売
前の記事を読む: 富士ゼロックス東京 電動アシスト自転車での移動でCO2を削減
JFSについて知る
JFSに力を貸す
この記事の関連したニュースです
RELATED NEWS

電気・電力など国内10社、HEMS市場確立・普及で共同検討体制を立ち上げ
52市町村、区域の再生可能エネルギーで民生・農業用エネルギーをまかなう
プレハブ建築協会、住宅の戸当たりCO2排出量を1990年比16.6%削減
自然エネルギー協議会 秋田宣言を発表
富士通 横浜市役所のPC消費電力量測定実験を実施


竹中工務店 70種の環境配慮技術でCO2排出量を半減
52市町村、区域の再生可能エネルギーで民生・農業用エネルギーをまかなう
北九州市水道局 カンボジアの上水道整備事業を受注
トヨタ自動車 酵母菌の開発・緑化事業の取り組みを公表
富士電機 ビニールハウス向け太陽光発電システムの実証実験を開始

投稿されたコメントです
COMMENT
リンクされているトラックバックです
TRACKBACK
この記事のトラックバックURL:
/17437
Creative Commons