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2010.07.15 Thu

日立、マンガン系電極のリチウムイオン電池の寿命を倍増

電機大手の日立は2010年4月5日、マンガン系正極材料を用いた産業用リチウムイオン電池の寿命を2倍にする技術を開発したと発表した。

同社は、正の電極材料として、希少資源であるコバルトに替えて資源量の豊富なマンガンを使用するリチウムマンガン系材料の研究開発を推進中で、充放電サイクルに伴う容量低下などの課題に取り組んでいた。今回、材料に含まれるマンガン元素の一部を他元素に置換することで結晶構造を安定化させると同時に、耐酸性に優れた複合酸化物を混合することによって、電解液へのマンガン溶出を低減できた。

新材料を用いて電池セルを試作し評価した結果、電池容量の低下を従来の2分の1に抑制でき、マンガン系正極材料を用いたリチウムイオン電池の寿命の約2倍である約10年以上の寿命を実現できる見通しを得た。

この成果は、同社が新エネルギー・産業総合技術開発機構(NEDO)から委託を受け推進中の「系統連系円滑化蓄電システム要素技術開発」の一環として得たもの。電池セルの試作については新神戸電機と共同で実施した。

日立、世界最高出力の車載用リチウムイオン電池を今秋よりサンプル出荷(関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/ja/pages/029251.html

マンガン系正極材料を用いた産業用リチウムイオン電池の寿命を2倍にする技術を開発
http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2010/
04/0405a.html

登録日時:2010/07/15 06:00:15 AM


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