「日本気候リーダーズ・パートナーシップ」12項目の提言発表

持続可能な低炭素社会の実現を目指す企業ネットワーク「日本気候リーダーズ・パートナーシップ（Japan-CLP）」は2010年４月２日、メンバー企業のうち５社（イオン、SAPジャパン、東京製鐵、富士通、リコー）が策定した「持続可能な低炭素社会に向けた企業グループからの提言」を発表した。メンバー企業は東京製鐵が３月に参加して現在８社。Japan-CLPについては下記のJFS記事参照。

同提言は、企業の視点から社会（主に政策立案者）に対し、Japan-CLPが掲げる５つの「持続可能な低炭素社会の基本原則」の実現に必要と考えられる方向性や戦略、制度の論点について12の提言項目に整理したもの。

12項目のうち、提言１「企業視点で整理した低炭素社会の方向性」、提言２「低炭素社会を担う「エコ・アクティブコンシューマー」の拡大を図る多面的施策の実施」、提言６「共負担の原則に基づく効果的で公正な制度設計」に関しては、論点や方向性の例を記したディスカッションペーパーを作成している。いずれのディスカッションペーパーもJapan-CLPとしての提言ではなく、今後更なる議論を行うにあたって留意すべき点等を整理し叩き台として位置づけている。

「日本気候リーダーズ・パートナーシップ」始動、共通ビジョン発表（関連のJFS記事）
http://www.japanfs.org/ja/pages/029381.html
SAPジャパンと大林組が参加し「日本気候リーダーズ・パートナーシップ」７社に（関連のJFS記事）
http://www.japanfs.org/ja/pages/029707.html

日本気候リーダーズ・パートナーシップ（Japan-CLP）が
「持続可能な低炭素社会に向けた企業グループからの提言」を発表
http://japan-clp.jp/assets/files/release/
100402.pdf
日本気候リーダーズ・パートナーシップ（Japan-CLP）
http://www.japan-clp.jp/

登録日時：2010/06/23 06:00:15 AM