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2010.06.05 Sat

電中研試算、「電気自動車の普及により都市環境が改善する」
JFS/Simulation Confirms Diffusion of EVs Drastically Improves Urban Environment
Copyright 財団法人 電力中央研究所


(財)電力中央研究所は2009年12月25日、電中研ニュース463号において、「電気自動車の普及により都市環境が改善-東京都23区を対象としたシミュレーション分析-」を発表した。

シミュレーションでは、都内23区で全車両の83%を占める乗用車、バス、小型貨物車両のみを電気自動車に代替(大型貨物車両を除外)したとして、道路面積および交通量に関する国土交通省のデータを用いて、車両からの排ガス量の削減効果とヒートアイランドの緩和効果を算出した。

都内23区について試算した結果は、自動車全体のエネルギー消費量は一次エネルギー換算で40%削減、CO2排出量は75%削減、窒素酸化物は45%削減、粒子状物質は20%削減となり、極端に過剰なEVへの代替を仮定して行った計算ではあるものの、大幅な環境改善となった。さらに、大気汚染物質が削減されると、トンネル・駐車場などの換気設備の運転に必要なエネルギーの削減といった効果も期待できる。

自動車からの排熱減少により、晴天弱風夏日の都心の気温が最大0.4℃(午前8時)低下し、ヒートアイランド現象の緩和が期待できる。気温低下は建物冷房電力の削減をもたらし(日中のピーク時には約1万戸分の約3万kW)、その排熱削減がさらに気温を下げる効果もあると分析している。

電気自動車の普及により都市環境が改善(電中研ニュース463号)
http://criepi.denken.or.jp/research/news/pdf/
den463.pdf

登録日時:2010/06/05 06:00:15 AM


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