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2010.01.07 Thu

農環研など カドミウム高吸収イネ品種を用いたカドミウム汚染水田の浄化技術を開発

農業環境技術研究所、山形県農業総合研究センター、新潟県農業総合研究所、福岡県農業総合試験場、秋田県農林水産技術センター、三菱化学株式会社は、2009年8月21日、カドミウム高吸収イネ品種を用いたカドミウム汚染水田の浄化技術(ファイトレメディエーション)を開発したことを発表した。

ファイトレメディエーションは、植物を使った浄化技術。植物に有害化学物質等を吸収させ、それらに汚染された土壌を浄化する技術として有望視されている。同技術は、カドミウム高吸収イネを「早期落水栽培法」で2~3作栽培することにより、汚染土壌中のカドミウム濃度を20~40%低減。その跡地に栽培した食用イネ玄米中のカドミウム濃度を、同研究成果を用いない場合に比べ40~50%低減できる。

農業用水の必要量が少なく、既存の農業機械で対応できるため、低コストで広範囲で実施でき、すでに農水省による実証事業が行われている。同技術が実用技術として利用されると、ファイトレメディエーション実用化の世界初の例になる。現在、海外の研究者との共同研究も検討されており、世界のカドミウム汚染稲作地域における実用浄化技術となることが期待される。

カドミウム高吸収イネ品種によるカドミウム汚染水田の浄化技術
(ファイトレメディエーション)を開発
http://www.niaes.affrc.go.jp/techdoc/press/
090821/press090821.html

登録日時:2010/01/07 06:00:15 AM


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