その他

2009年12月27日

 

5割以上が「生活水準が下がっても循環型社会に」 内閣府調査

Keywords:  その他  NGO・市民  政府 

 

内閣府が2009年8月3日に発表した「環境問題に関する世論調査」の結果によると、現在の生活水準が落ちることになっても循環型社会への移行を望む、と回答した人が52.9%だった。

本調査は、2009年6月、全国3,000人の成人を対象に面接方式で実施され、「循環型社会」と「自然共生社会」の2項目に関する意識や関心について調べたもので、有効回答数は1,919人(64.0%)だった。

ごみを少なくするための取り組み(複数回答)では、「レジ袋をもらわないようにしたり簡易包装を店に求めている」が、2005年の前回調査から30.1ポイント増の62.0%とほぼ倍増し、「詰め替え製品をよく使う」が8.3ポイント増の63.3%、「不要なものは買わない」が6.7ポイント増の43.6%となった。

一方、「生物多様性」の言葉を「聞いたこともない」が61.5%となり、認知度の低さが浮き彫りになった。政府の第3次生物多様性国家戦略(2007年発表)では、2011年末までに50%の「生物多様性」認知度達成を目指す、としている。

生活水準を落とさず、循環型社会を? 2005年版環境問題に関する世論調査
(関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/ja/pages/024063.html
環境問題に関する世論調査
http://www8.cao.go.jp/survey/h21/h21-kankyou/
「第三次生物多様性国家戦略」を策定しました
http://www.env.go.jp/nature/biodic/nbsap3/

登録日時:2009/12/27 06:00:15 AM

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