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2009.08.22 Sat

温室効果ガス排出量が過去最大 90年比9%の増加

環境省は2009年4月30日、2007年度の温室効果ガスの総排出量を発表した。総排出量は13億7400万トン(CO2換算、以下同じ)で、前年度比2.4%増え、過去最大の値となり、京都議定書の基準年である1990年の総排出量(12億6100万トン)を9.0%上回る。議定書の6%削減約束の達成には、森林吸収源対策で3.8%、京都メカニズムで1.6%確保したとしても、9.6%の排出削減が必要になる。

排出量が増加した原因としては、原子力発電所の利用率の低下および渇水による水力発電電力量の減少に伴い、火力発電電力量が大幅に増加し、電力排出原単位(kgCO2/kWh)が悪化した影響が大きい。2007年度の原発利用率は60.7%、同原単位は0.453であり、同原単位がこれまでの最小だった1998年度の実績値である84.2%、0.354と比べて、それぞれ大きく悪化している。

京都議定書の目標達成のため、日本は森林吸収源対策で3.8%を見込んでいるが、2007年度の吸収源活動の排出・吸収量は、基準年総排出量の3.2%に相当する4070万トン(うち森林4000万トン、都市緑化等70万トン)となった。

日本の2007年度温室効果ガス排出量、前年度比2.3%増(関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/ja/pages/028642.html
2007年度(平成19年度)の温室効果ガス排出量(確定値)について
http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=11091

登録日時:2009/08/22 06:00:15 AM


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