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2009.08.07 Fri

諏訪湖で2年連続の「御神渡り」ならず

長野県諏訪市の八剱神社において2009年2月21日、特殊神事の御神渡り(おみわたり)注進奉告祭が行われ、諏訪湖が氷結しなかったとの「明けの海」が報告された。2008年には2年ぶりに御神渡りが出現したが、近年は氷結しないことが増えており、1989年からの20年間では15回目の「明けの海」となった。地球温暖化の影響が及んでいると考えられている。

「御神渡り」とは、諏訪湖の氷結の様子を、諏訪神社上社の男神・建御名方神(タケミナカタノカミ)が下社の女神・八坂刀売神(ヤサカトメノカミ)のもとへ通った道筋と見立てるもので、御神渡りが出現したか否かを検分し、神前にて報告する。その年の作柄・世の中の吉凶・気候雨量等の年占も行なう。

御神渡りの最古の公式記録には、約600年前の1397年に諏訪神社の神官が幕府へ報告した文書の控えがあり、豊作凶作等の記録もある。一般的には、結氷の早い年は豊作、遅い年は不作と言われており、明けの海の場合も不作とされるなど、環境が気候及び農作物に与える影響が、自然現象である「御神渡り」神事の形で伝えられ続けている。現在も、気象庁への結果報告を恒例としている。

諏訪湖の御神渡り
http://www.city.suwa.lg.jp/scm/dat/special/omiwatari/
index.htm

登録日時: 2009/08/07 06:00:15 AM


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