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2009.07.30 Thu

日本政策投資銀行、環境格付に基づく協調融資を実施

日本政策投資銀行(DBJ)は2009年3月10日、キリンホールディングスに対し、地域金融機関など11行とともに、総額200億円の「DBJ環境格付」を用いた協調融資(シンジケートローン)を実施した。対象企業が負担している環境費用・環境投資に資金使途を限定している。

「DBJ環境格付」融資は、DBJが開発した格付システムにより企業の環境経営度を評点化、優れた企業を選定し、得点に応じて融資条件を設定するもの。

国内酒類の最大手企業キリンホールディングスは、今回の融資にあたり、(1)太陽光発電装置設置、バイオガス活用、ボイラー燃料転換など網羅的な対策によりCO2排出量を大幅に削減(1990年比2007年49%減)、(2)ビール工場などの上源流にある森林の保全活動を従業員とその家族、地域住民とともに大規模に行っている、(3)ビール工場などで発生する副産物・廃棄物の再資源化100%を早期(1994年)に達成し継続しているなど、広範囲な温暖化対策、資源有効利用対策が高く評価されて最高ランクの格付を取得、モデル企業として特別表彰される。

今回の協調融資は、環境省による利子補給制度を初めて活用したもの。この制度は、金融機関が行う環境配慮型融資のうち、地球温暖化防止のための融資事業に対し、必要な経費を国が利子補給することにより、地球温暖化防止のための設備投資や研究開発などの促進と、エネルギー起源のCO2排出削減推進を目的としている。この制度への2009年度予算は、約2.36億円。

日本政策投資銀行、環境格付け融資が1020億円に達する(JFSの関連記事)
http://www.japanfs.org/ja/pages/024334.html
キリンホールディングス(株)に対し、DBJ環境格付に基づくシンジケートローンを実施
http://www.dbj.jp/ja/topics/dbj_news/2008/html/
0000002577.html

登録日時: 2009/7/30 06:00:15 AM


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