政策・制度・技術

2009年06月07日

 

沖縄県那覇市を中心に、家計簿でCO2排出量を知る「えこ花」開始

Keywords:  政策・制度  NGO・市民  企業(非製造業)  地球温暖化 

 

2009年2月7日より、総務省ユビキタス特区事業である環境家計簿「えこ花」(えこはな)が沖縄県那覇市を中心にスタートした。「えこ花」はパソコンや携帯電話を通して利用できる家計簿システム。通常の家計簿として利用しながら家庭におけるCO2排出量を家計全般から知ることができる、全国で初の取り組み。

琉球ジャスコが沖縄県那覇市内で運営する合計5店舗と、那覇市内の飲食店等が参加。利用者は、参加店舗で購入したレシートの商品購入情報を家計簿データとして取り込み、簡単に家計簿を作成できる。参加店舗以外での購買情報も登録できる。

この家計簿情報から、国立環境研究所が作成した「産業連関表による環境負荷原単位データブック」(3EID)に掲載されている「購入者価格ベース」の2000年表のCO2排出原単位をもとに、家庭におけるCO2排出量が自動的に計算される。

現在は、利用者を沖縄県内に限定しているが、今後、エリアを順次拡大していく予定。

低炭素社会の実現に向けて、今すぐ行動を! - エコライフへの取り組みNo.56 (2007年4月号)
http://www.japanfs.org/ja/join/newsletter/pages/
027379.html

登録日時: 2009/06/07 06:00:15 AM

English  

 


 

このページの先頭へ