2009年05月26日
Keywords: 交通・モビリティ 企業(非製造業) 地方自治体
東京都環境局および交通局とオリックス自動車は2009年2月9日、カーシェアリングと都営地下鉄を連携させた環境負荷の低減を目指したモデル事業を実施することをそれぞれ発表した。カーシェアリングと公共交通機関(鉄道)との連携は、国内初の取組となる。
このモデル事業では、2009年2月10日~8月10日までの間、都営地下鉄浅草線の10駅の近くにカーシェアリング車両14台を設置し、車両や駅構内に掲示するポスター等でカーシェアリング会員を募集する。
都営地下鉄浅草線沿線に住むマイカー保有者は、カーシェアリングに切り替えることでコストを削減。同沿線への訪問者は、目的地の最寄駅まで地下鉄を利用し、駅から目的地までカーシェアリング車両を利用することで、渋滞回避やコスト削減ができる。
東京都とオリックス自動車は、モデル事業の結果を検証し、他の都営線への展開や電気自動車の活用についても検討していく考え。
ニュースレター 2008年12月号
・交通システムと連携するカーシェアリング ~カーシェアリング普及への動き~
http://www.japanfs.org/ja/join/newsletter/pages/
028945.html
都市部でのカーシェアリング利用が拡大へ(関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/ja/pages/024466.html
スズキ、小型車「スイフト」をカーシェアリング専用車に設定(関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/ja/pages/024899.html
登録日時: 2009/05/26 06:00:15 AM