交通・モビリティ

2009年05月12日

 

東京、神奈川で、電気自動車向けの充電スタンドの整備進む

Keywords:  交通・モビリティ  企業(非製造業)  環境技術  省エネ 

 

JFS/Rapid charger
急速充電器:Copyright 東京電力株式会社


電気自動車(EV)は、2009年中には日本での本格販売が予定されているが、普及の課題とされる充電設備の整備が東京や神奈川で進められている。現在日本で開発が進められているEVのほとんどは、100Vの家庭用コンセントで充電できる。夜間の電力量料金単価が割安な電気料金メニューで夜間に充電することでコスト削減もできる。

伊藤忠都市開発は2008年秋、電気自動車対応の戸建住宅を、神奈川県横浜市で発表した(現在発売中)。全戸の駐車場に200Vの充電専用コンセントを設置。充電コンセントへの通電を住戸内で操作・予約ができ、簡単に深夜電力で充電できる。

東京電力は、大手町・丸の内・有楽町地区再開発計画推進協議会とともに2008年9月17日より、大手町・丸の内・有楽町エリアの民間ビルの地下駐車場で、国内で初めて電気自動車用充電設備の実証試験を開始。急速充電器1台を設置する他、駐車場8ヵ所に普通充電用コンセント(100Vまたは200V)を設置している。

東京電力によるとEVは、家庭用のコンセントからの充電のほか、同社が開発した急速充電器などによる充電が可能で、急速充電器の場合、5分で40km、10分で60km走行分の充電が可能とのこと。

神奈川県、電気自動車に対する優遇策を推進(関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/ja/pages/024906.html
電気自動車用充電設備の実証試験開始について
http://www.tepco.co.jp/cc/press/08091001-j.html
伊藤忠都市開発株式会社
http://www.ipd.co.jp/

登録日時: 2009/05/12 06:00:15 AM

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