交通・モビリティ

2009年03月19日

 

三洋電機 走りながら発電・充電できる電動ハイブリッド自転車を発売

Keywords:  交通・モビリティ  企業(製造業)  再生可能エネルギー  省エネ 

 

JFS/loop charge
Copyright 三洋電機 株式会社


三洋電機は、走りながら発電・充電できる回生充電機能がついた電動ハイブリッド自転車「eneloop bike(エネループバイク)」を2009年2月に発売した。走行中の運動エネルギーの取り込みに着目、下り坂や減速時にモーターを発電機に切り替え、発電・充電、走行距離の延長を実現した。また、電動アシスト式自転車の新基準にも適合している。

道路交通法上、普通自転車として扱われる電動アシスト自転車は、人力に対するモーターの力の比率(アシスト比率)が、これまで最大が1:1だった。これが2008年12月1日付に施行された内閣府令により最大1:2に引き上げられた。

同製品は上り坂では新基準によりアシストをパワーアップし、下り坂などでは回生充電の最適化を自動的に行う。これにより1回の充電あたり、最大約1.8倍の走行距離(同社の標準走行パターンの場合)を実現。日常生活での充電回数も大幅に減る。

電動アシスト自転車は、CO2を排出せず環境に良く、経済的な乗り物として、注目されている。2007年の国内出荷台数は、約283千台と2000年対比ではほぼ倍増。国内の出荷台数は累積200万台を超えている。

「eneloop bike(エネループ バイク)」ウェブサイト
http://www.e-life-sanyo.com/eneloopbike/

登録日時: 2009/03/19 06:00:15 AM

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