2009年03月06日
Keywords: エコ・ソーシャルビジネス 企業(非製造業) 地方自治体 地球温暖化
大阪府摂津市と阪急電鉄は2008年10月28日、南千里丘まちづくり構想の一環として、2010年春に開業予定の新駅を、駅に起因する二酸化炭素(CO2)排出量をゼロにする日本初のカーボン・ニュートラル・ステーションとする取り組みを進めていることを発表した。
摂津市、阪急電鉄、開発事業者であるジェイ・エス・ビーの3者は南千里丘まちづくりで地球温暖化対策モデル地区実現のために連携・協力する覚書を2007年11月1日に交換し、具体的な環境配慮施策を検討している。
新駅で想定されるCO2排出量は年間約65トンで、このうち約35トンを環境配慮施策で削減し、残る約30トンを排出枠購入等の方法で相殺し、新駅に起因するCO2の排出をゼロにする。
CO2削減の具体策として、エレベータのブレーキ時に発生する回生電力利用、太陽光発電、LED照明による電気使用に起因するCO2排出の削減、および雨水利用や洗浄時に水を使用しない無水式小便器導入による水道水使用に起因するCO2排出の削減を行う。
日本初のカーボン・ニュートラル・ステーション
http://holdings.hankyu-hanshin.co.jp/ir/data/
ER200810281N2.pdf
南千里丘まちづくり
http://www.city.settsu.osaka.jp/0000000047.html
南海電鉄、駅トイレに「無水小便器」を導入(関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/ja/pages/024870.html
INAX、パブリックトイレ向けの超節水便器を発売(関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/ja/pages/028512.html
登録日時: 2009/03/06 06:00:15 AM