エネルギー・地球温暖化

2009年02月19日

 

省エネと太陽エネルギー利用でポイント 京都でモデル事業スタート

Keywords:  再生可能エネルギー  NGO・市民  地方自治体  地球温暖化  省エネ 

 

「京都エコポイントモデル事業」が2008年10月よりスタートした。電力、ガスといった家庭のエネルギー消費の中心をなす部門について、CO2排出削減量に応じたエコ・アクション・ポイントを「京都CO2削減バンク(京都環境動促進協議会)」が発行し、協力店舗などで利用可能とすることにより、家庭でのエネルギー消費・CO2排出量の大きな削減を目指すもので、日本初の仕組み。

エコ・アクション・ポイントとは、省エネ商品やサービスを購入した際にポイントが交付され、貯まったポイントでさまざまな商品やサービス、電子マネーなどとの交換ができるというもので、2008年3月に環境省が13のモデル事業を採択し推進している。(末尾のURLを参照のこと。)

同事業では、参加家庭が電気、ガスの削減に取組み、前年同月に比べてCO2を0.2kg減らすごとに1ポイント(=1円)が付与される。また家庭に、太陽光発電や太陽熱温水器などの太陽エネルギー利用設備を設置してもポイントが交付される。

たまったポイントは京都府内の1200の店舗での買い物や飲食、関西圏の私鉄、地下鉄、バスなどで利用できる。同事業参加家庭での省エネによって削減されたCO2は、京都府内の企業がカーボンクレジットとして購入し、企業が行う事業活動やイベントのカーボン・オフセットに用いる。

京都エコポイントモデル事業HP
http://k-co2bank.jp/
京都CO2削減バンクHP
http://www.kcfca.or.jp/co2bank/index.htm
京都エコポイントモデル事業の概要
http://www.pref.kyoto.jp/koho/kaiken/kaiken2008/
080808/080808-koumoku02-02.pdf

環境省エコ・アクション・ポイントのモデル事業がスタート(関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/ja/pages/024884.html

登録日時: 2009/02/19 06:00:15 AM

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