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2009.01.09 Fri

九州大学の研究チーム、世界初の大型洋上ハイブリッド発電システムを提案

九州大学は2008年7月8日、SCF(スーパーカーボンファイバー)研究会と同大学大学院工学研究院が研究開発を進めている、世界初の大型洋上ハイブリッド発電システムの内容を明らかにした。

この発電システムは、洋上に、SCFコンクリート製の母浮体2基と多数の子浮体を一定間隔で浮かべ、その間を耐衝撃性・耐蝕性・耐摩耗性に優れた新素材で緩やかに連結させることにより、水面に浮かぶ睡蓮のようなフレキシブルな形態を採用するもの。各子浮体には高耐蝕性太陽光パネルを、母浮体には超大型風レンズ風車を搭載し、太陽光発電と風力発電を組み合わせたハイブリッド発電を行う。

安く、丈夫で、錆びない特長を持つ、SCFコンクリートで作られた浮体は、中抜き六角形トラス構造で、セミサブ方式のため、波浪安定性に優れ、潮流阻害率が小さい。建設コストは10~15万円/kWで、NEDOの風力発電の損益分岐点25万円/kWに比べても格段に安い。

この方式によれば、100万kW級の洋上発電が10年程度で実現可能、と研究チームは説明する。また、浮体上で、海水から水素を大量に生成・貯蔵することで、循環型水素社会の礎を築くこともできるとしている。

「大型洋上ハイブリッド発電システムの新提案とその基盤技術」について
http://www.kyushu-u.ac.jp/pressrelease/
2008/2008-07-02-2.pdf

九州大学
http://www.kyushu-u.ac.jp/

登録日時: 2009/01/09 06:00:15 AM


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