教育

2009年01月07日

 

水俣市主催「みなまた環境大学」に大学生26名が参加

Keywords:  教育  地方自治体  市民社会・地域 

 

JFS/Minamata
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公害の原点といわれる水俣病の経験を教訓として環境モデル都市づくりを進めている水俣市が、"再生する水俣"の現在を現地で学んでもらおうと、「みなまた環境大学」という企画を、2008年9月15日から6日間、久留米大学などの大学生26名を含めた33名で行った。

この企画は、水俣市全体をひとつの大学、それぞれの現場を教室とみなし、水俣市民が講師となり、実際に現場を訪れて人と接しながら水俣のまちづくりを学ぶというもの。エコタウンや、村のすべてを博物館に見立てた「村丸ごと生活博物館」の見学、地元学に基づくフィールドワーク体験などをカリキュラムに入れ、2007年から開催されている。

水俣市は、この7月に総理大臣が開催する「地球温暖化問題に関する懇談会」において環境都市として選定されるなど、温暖化問題に関しても進んだ取り組みを行っているほか、若い世代や地域外の人たちへの環境教育活動などにも積極的に取り組んでいる。

水俣の経験を世界に伝える「水俣病経験の普及啓発セミナー」を開催 環境省(関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/ja/pages/024557.html
第5回「日本の環境首都コンテスト」で環境都市実現へ(関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/ja/pages/024155.html
水俣病問題からもやい直し、環境モデル都市への挑戦 - 熊本県水俣市(JFS ニュースレター No.22, 2004年6月号)
http://www.japanfs.org/ja/join/newsletter/pages/
027276.html

登録日時:2009/01/07 06:00:15 AM

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