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2008.12.12 Fri

産総研 フレキシブルなCIGS太陽電池の効率向上技術を開発

産業技術総合研究所(産総研)は2008年7月16日、高分子化学大手の帝人の協力を得て、非シリコン系材料のCIGS薄膜を用いたフレキシブルな太陽電池のエネルギー変換効率を飛躍的に高める技術を開発し、セラミックス、金属箔、ポリマーなど様々なフレキシブル基板を用いた高性能な太陽電池の作製に成功したと発表した。

銅、インジウム、ガリウム、セレンからなる半導体材料CIGSを用いた太陽電池は、多結晶シリコン太陽電池と比較して優れた特徴を持っており、2007年より国内企業によるパネル型太陽電池モジュールの販売が開始されている。(下記のJFS記事を参照のこと)

CIGS太陽電池の高効率化に必要な技術として、CIGS光吸収層へのアルカリ金属添加が課題だった。産総研は、安定なアルカリ化合物であるケイ酸塩ガラス(ASTL)層を基板上に形成してCIGS光吸収層に取り込まれるアルカリ量を制御する技術(ASTL法)を開発した。

ASTL法による作製で、小面積セルの真性変換効率として、CIGS電池の最高効率17.7%を達成した。産総研では、本技術を実用レベルサイズまで拡大したものに応用し、スケールアップに伴う集積化プロセスや歩留まり向上などの課題解決に取り組む考え。

フレキシブルなCIGS太陽電池で効率17.7%を達成
http://www.aist.go.jp/aist_j/press_release/pr2008/
pr20080716/pr20080716.html

Honda、太陽電池事業に本格参入(関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/ja/pages/024380.html
Honda、薄膜太陽電池の販売開始(関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/ja/pages/024623.html
昭和シェル、CIS太陽電池生産規模を4倍に拡大(関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/ja/pages/024658.html

登録日時: 2008/12/12 06:45:58 AM


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