政策・制度・技術

2008年12月11日

 

パナソニック電工 世界初、ナノシリコン電子源を用いた放電レス発光デバイスを開発

Keywords:  環境技術  企業(製造業)  化学物質  省エネ 

 

パナソニック電工は2008年7月8日、世界で初めて、ナノシリコン電子源を用いた放電レス発光デバイスを開発したことを発表した。東京農工大の越田信義教授と共同開発したこの新技術は、人体に有害な水銀を使わず、高効率で高輝度。薄型の次世代照明器具への応用が期待できる。

新技術は水銀を使用して気体を放電させる従来の蛍光灯と異なり、放電させることなくキセノンガスから真空紫外光を出し、蛍光体を光らせる。これは、気体中に高いエネルギーの電子を供給できるナノシリコン電子源を用いることで実現できた。

放電しないためエネルギーの効率的な活用が可能で、理論的には将来、蛍光灯の1.5倍の発光効率が期待できる。

世界初、ナノシリコン電子源を用いた放電レス発光デバイスを開発
http://www.mew.co.jp/corp/news/0807/0807-6.htm

登録日時: 2008/12/11 06:40:39 AM

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