エネルギー・地球温暖化

2008年12月01日

 

旭化成グループの発電施設、木質バイオマス発電を開始

Keywords:  再生可能エネルギー  企業(製造業)  地球温暖化 

 

宮崎県延岡市で石炭火力発電所を運営する旭化成エヌエスエネルギーは、2008年8月より木質バイオマス発電を行っている。年間1万トンの木質バイオマスを石炭に混焼させることで、これまで同発電所で発生していた二酸化炭素(CO2)の2%相当分、約15,000トン/年のCO2排出量削減効果があるという。

同発電所では、樹皮、間伐材や木屑等を加工したバイオチップ、バイオペレット等の木質バイオマスを石炭と混焼するための発電設備の改良工事を2007年12月に完了し、2008年1月より燃焼試験を行ってきた。

旭化成エヌエスエネルギーは、旭化成ケミカルズと新日鉄エンジニアリングの共同出資により、2004年7月に設立された会社。延岡発電所において、旭化成グループへの電力・蒸気の製造、供給と、特定規模電気事業者である新日鉄エンジニアリングに対する電力の卸供給を行っている。

木質バイオマス発電への取り組みについて
http://www.asahi-kasei.co.jp/
asahi/jp/news/2008/ch080618.html

第15回地球環境大賞 旭化成グループが受賞(関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/ja/pages/024100.html
四国電力、木質バイオマスを発電燃料として使用(関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/ja/pages/023930.html

登録日時: 2008/12/01 06:45:32 AM

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