交通・モビリティ

2008年11月05日

 

リヤカー付き電動自転車で楽々集配、ヤマト運輸

Keywords:  交通・モビリティ  企業(非製造業)  地球温暖化 

 

photo2243.jpg Copyright ヤマト運輸(株)

宅配便会社大手のヤマト運輸は2002年頃より、リヤカー付き電動自転車、新スリーターを導入して集配作業を行っている。エンジンがないのでCO2やNOxなどの地球温暖化ガスや大気汚染物質の排出がゼロ、また、免許不要というメリットもある。

新スリーターは、電動自転車に保冷ケース・リヤカーをつけたもの。充電式バッテリーのアシストで坂道も快走、クール宅急便にも対応できる。専用カバー付きリヤカーには100キログラム以上の荷物が積載可能、自転車は特注スタンド付きで、積み卸し時も安心だという。

セールスドライバーからは「最初は大変だったが、慣れるとこちらの方が楽、小回りがきくので住宅街の路地でも効率よく集配でき、駐車違反や騒音の心配がなくなり、なにより、地域の方とよく顔を合わせるようになったのでコミュニケーションが増えた」という声が聞かれる。

2008年秋現在、新スリーターは、東京・大阪等の都市部を中心に約1,300台が稼働している。同社では、2010年度のCO2排出総量を2002年度比で99%に抑制するという「ヤマト運輸地球温暖化防止目標」を掲げ、これ以外にも、サテライトセンターの積極的出店、ハイブリッド車の導入、エコドライブの推進などに意欲的に取り組んでいる。



http://www.kuronekoyamato.co.jp/kankyou/page/
04_5/threeter.html



http://www.kuronekoyamato.co.jp/kankyou/page/03/
ヤマト運輸、ハイブリッド車の導入を増やしCO2削減策を強化 (関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/db/722-j
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http://www.japanfs.org/db/1418-j


登録日時: 2008/11/05 01:23:07 AM

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