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2008.09.15 Mon

ローム、世界初となる待機電力を不要にできる不揮発LSIを開発
ロームは2008年5月8日、大規模集積回路(LSI)内部のレジスタと呼ばれる演算処理状況の記憶領域を不揮発化(電源を切ってもデータを残すことができる)する技術の開発に世界で初めて成功したと発表した。

現在一般に使われているLSIは、揮発性(電源を切るとレジスタに保持された記憶が消滅)であるため常時通電を必要としている。これに対して同社は、世界で初めて量産化したFeRAM(Ferroelectric Random Access Memory)の強誘電体デバイス技術を応用し、新たに強誘電体セパレート構造を開発することによりロジック回路の性能劣化なく不揮発化する技術を獲得した。

本技術をゲーム機の中央処理装置(CPU)に応用すると、ゲーム中に頻繁に発生するCPUの待機時間の消費電力がゼロになるため、CPUの消費電力を約70%削減できることが確認されており、さらに設計を変更すれば、95%以上の削減も期待できるという。また、家電製品などに応用すれば、データ保持のために電源オフ時にも通電している待機時消費電力が不要となり、省エネが図れる。

同社では、今回の強誘電体による不揮発ロジック技術を応用したカスタムLSIについて顧客への提案活動を進め、1年後を目標に量産化をめざす考え。

http://www.rohm.co.jp/news/080508a.html

登録日時: 2008/09/15 09:01:08 AM
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