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2008.09.10 Wed

ヒートアイランドによる睡眠障害などの環境影響は年間44億円
産業技術総合研究所は、2008年5月18日-21日に横浜で開催された日本気象学会「持続可能で安全な都市環境への気象研究の役割」において、1982年を基準にした2002年の年間の環境影響は合計約44億円と推定されると発表した。

東京23区のヒートアイランド現象による環境影響を、睡眠障害、熱ストレス、熱中症、寒冷ストレス、冷暖房エネルギー消費の5つのカテゴリーにおいて、ライフサイクルアセスメント(LCA)の手法である日本版被害算定型影響評価手法(LIME)の枠組みで定量化したもの。睡眠障害の環境影響が最も大きく114億円、ほかに、熱ストレス8.7億円、熱中症1.8億円、寒冷ストレス-80億円、冷房エネルギー消費0.28億円、暖房エネルギー消費-0.47億円と推定されている。

ヒートアイランド現象は、熱中症や睡眠障害、エネルギー消費の増大など様々な影響があるが、これまでは各カテゴリーの影響が定量化されていなかった。同発表では、今後この手法を用いて様々なヒートアイランド対策の気温緩和効果や温室効果ガス排出削減効果を定量的に比較することで、環境影響を効果的に削減できる対策の設計が可能としている。

http://www.aist.go.jp/aist_j/new_research/nr20080605/nr20080605.html
産総研、森林のCO2吸収量の連続測定技術トレーニングコースを開催 (関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/db/1533-j
産総研、スターリングエンジンを搭載した発電・給湯システムを開発 (関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/db/1541-j

登録日時: 2008/09/10 11:19:46 PM

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