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2008.05.24 Sat

三菱電機、次世代電力用キャパシタのキーとなる技術開発に成功
三菱電機は2008年2月7日、電力貯蔵装置として期待されている大型の電力用キャパシタ(化学反応を伴わず充放電できるサイクル寿命に優れた電力貯蔵装置)の実用化に有用な要素技術を開発したと発表した。これにより、太陽光発電や大型モーターの回生(モーターが回ることにより発電すること)といった大電力分野に対応できる次世代電力用キャパシタの開発が容易になる。

キャパシタは、時定数が大きいため、急速な充電が困難であったが、超薄膜電極塗工技術や内部抵抗の低減によって、従来の10秒程度から1秒を下回る急速充電が可能になった。これにより、ピーク電流を無駄なく電力に回収できるため、太陽光発電の出力変動吸収や、モーターで駆動する機器が減速する際の電力回生に役立つ。

キャパシタの蓄電エネルギーは電圧の2乗に比例して増大するので、高電圧化が望まれる。活性炭電極への添加剤や電解液の改良などによって、従来2.7ボルトであった耐電圧を3.0ボルト(国内トップレベル)とすることに成功し、蓄電エネルギーを2割以上増大させた。あわせて、従来の圧延電極よりも量産化に適し、低コスト化につながる塗布型電極を開発した。

http://www.mitsubishielectric.co.jp/news/2008/0207.htm
http://www.mitsubishielectric.co.jp/news-data/2008/pdf/0207.pdf
大量蓄電可能なナノゲート・キャパシタを開発 (関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/db/470-j
次世代蓄電システムの普及をめざし合弁事業推進 (関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/db/695-j

登録日時: 2008/05/24 09:52:05 AM

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