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2008.05.03 Sat

日本の森林土壌のメタンの吸収量は欧米の2倍
森林総合研究所は2007年12月20日、日本の森林土壌が欧米に比べ、温室効果ガスのメタンの吸収量が約2倍大きく、亜酸化窒素の放出量は半分以下であることを明らかにした。同研究は、農林水産省による都道府県の森林・林業関係の研究機関、大学等との共同観測ネットワークにおいて、日本の代表的な森林土壌を26ヶ所選び、メタン吸収量と亜酸化窒素放出量を現地で観測および解析を実施したもの。

一般に森林土壌はメタンを吸収し、亜酸化窒素を放出することが分かっているが、これまで日本の森林土壌での測定例は少なく、メタンの吸収や亜酸化窒素放出の全体像が不明であった。同研究では、森林土壌全体で1年間に1ヘクタール当たり、6.9kgのメタンが吸収され、0.2kgの亜酸化窒素が放出されていることを推定した。

さらに、日本の森林土壌を欧米などの報告と比較すると、単位面積当たりのメタン吸収量は約2倍大きい傾向にあり、亜酸化窒素放出量は半分以下という小さい傾向であった。メタン吸収速度について火山灰由来土壌は、他の土壌に比べて特に大きな吸収速度を示しており、日本には多孔質である火山灰由来土壌が広く分布していることが、大きなメタン吸収量につながっていると考えられる。

森林総合研究所では、今後、吸収メカニズムを解明し、地球温暖化の抑制に貢献したいとしている。

http://ss.ffpri.affrc.go.jp/labs/kouho/Press-release/2007/methane-20071220.html

登録日時: 2008/05/03 10:27:31 AM

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