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2008.04.05 Sat

日航機、2007年にシベリア森林火災を167件通報
日本航空は、同欧州便の機上からロシアのシベリアタイガ(針葉樹林帯)に発生する森林火災を発見・通報し、火災の早期検出と拡大防止のための研究に2003年から協力している。2007年には6月11日から8月13日の64日間でシベリアで167件、アラスカで3件の森林火災を通報した。このほかにインドネシア(カリマンタン島)の2件も通報している。

シベリアの森林火災の発見と抑制には、北海道大学を中心にアラスカ大学や宇宙航空研究開発機構(JAXA)などが協力。日本航空は北大の福田正己教授から依頼された期間・地域で観測している。

福田教授は、同地域で、多い年には日本の面積の半分もの森林が燃え、大量のCO2を放出する上に、焼け跡の土壌からはCO2や永久凍土が溶けた場合にはメタンガスが発生するため、世界有数の温暖化ガス吸収源どころか放出源になる恐れがあると述べ、火災検知に最も有効な人工衛星からの情報を調整する上で、定期便によるモニタリングは非常に役立つと評価している。

同社の運航本部に2006年4月発足した地球環境委員会は、活動の一環として本通報に積極的に取り組み、研究者とも相談しつつ報告形式の改善に努め協力体制を強化した。高度1万メートルからは、条件がよければ400キロ四方が見渡せると同委員会の機長は述べている。

http://www.jal.com/ja/environment/social/social03.html
http://www.jal.com/ja/

登録日時: 2008/04/05 09:12:04 AM

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