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2008.02.13 Wed
アジア地域の窒素酸化物、24年で3倍に
2007年10月10日、国立環境研究所、海洋研究開発機構、九州大学、総合地球環境学研究所の研究グループが、アジア地域の窒素酸化物(NOx)排出量が1980-2003年の間で約3倍に増加していることを明らかにした。

研究グループは、アジア地域(アフガニスタン以東の24カ国)を対象に、燃料消費量や工業生産量、自動車走行量、人口などの統計データ、排出係数、排出規制動向などのデータを基に、人間活動によって発生する6種類の大気汚染物質・温室効果ガスの排出量を、発生源種類別・燃料種類別・地域別に計算した。

この結果、1980-2003年の間にアジア全体の燃料消費量が2.3倍に増加したことに伴い、NOx排出量も2.8倍に増加し、なかでも、中国では4倍に急増していることが分かった。さらに、将来排出量を予測したところ、アジアのNOx排出量は2020年頃まで増加する可能性があることが明らかとなった。

現在、経済成長の著しいアジア地域では、火力発電所や工場などでの石炭燃焼、自動車等の石油燃焼により、様々な大気汚染物質が大量に放出されている。ここ数年、日本で光化学オキシダント濃度が増加している原因として、アジア大陸からのオゾンの越境汚染の影響が考えられている。

http://www.nies.go.jp/whatsnew/2007/20071010/20071010.html

登録日時: 2008/02/13 12:24:44 PM
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