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2008.01.19 Sat
北極海の氷、観測史上最小値を更新
海洋研究開発機構(JAMSTEC)及び宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、北極海をおおう氷が2007年7月上旬から過去に例のない速度で減少し、9月24日に約425万km2となったことを発表した。2007年の海氷の減少は、IPCC第4次報告書で予測されている北極海での海氷の減少を大幅に上回っている。

これは1978年に開始された衛星での観測史上最小の記録で、2005年に記録されたこれまでの最小面積約530万km2に比べ、日本列島約2.8個分の氷の消失にあたる。1980年ころの毎年9月の北極海の海氷面積は750万km2前後だったが、その後多少増減しつつ減少してきた。

両機構は船舶及び漂流ブイによる観測データ、大気データ等を総合的に解析。沿岸付近で作られ北緯80度を越えて北極海内部にまで広がった脆く融けやすい氷が早期に融解し、現れた海面が太陽の日射を吸収して海洋の加熱が進み、海氷減少を加速したことなどが海氷減少加速の原因であると推定している。

なお、北極海の海氷密接度の分布画像および海氷面積値情報は、JAXAが米国アラスカ州立大学国際北極圏研究センター(IARC)に設置しているIARC-JAXA情報システム(IJIS)を利用した北極圏海氷モニターで日々更新を行い、公開されている。

http://www.jamstec.go.jp/j/about/press_release/20070816/index.html
http://www.eorc.jaxa.jp/imgdata/topics/2007/tp070928.html
http://www.ijis.iarc.uaf.edu/jp/seaice/extent.htm
http://www.ijis.iarc.uaf.edu/jp/seaice/extent.htm

登録日時: 2008/01/19 12:13:08 PM
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