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2007.12.19 Wed
NEDO、光触媒冷却システムにより打ち水効果を実証
NEDO(独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)は2007年8月29日、日本オリジナルの光触媒技術の実用化開発の一環として、世界で初めて実物件で光触媒冷却システムによる打ち水効果を実証したと発表した。共同開発機関は、横浜市水道局、YKK AP、日本板硝子、積水化学。

光触媒コーティングガラスからなる約130m2のカーテンウォールと散水システムを組み合わせた実証実験の結果、ガラス表面に薄く広がった水が蒸発する際の気化熱により室内温度が約2度低下し、ガラス表面温度も約10度低下。冷房空調負荷を約20%低減でき、ガラスの輻射熱も低減することから大気温度の上昇を抑えるヒートアイランド対策としても期待できることがわかった。

同機構は2003-2005年にも「光触媒利用高機能住宅用部材プロジェクト」として、光触媒(酸化チタン)と効率的な散水システムを組み合わせた新しい冷却システムを開発して大学キャンパス内などで実証実験を実施し、室温低下および10-30%の冷房空調負荷低減効果を確認している。

今回の実物件での実証実験でも、同冷却システムが省エネルギーのみならず、ヒートアイランド対策としても有望であることがわかった。街区レベルに適用した際の効果のシミュレーションを行ったところ、散水無しの場合に比べ、近傍の屋外生活空間の熱放射環境が改善され、日影の空間では平均放射温度は最大で約6度低下する効果が期待できることもわかった。
http://www.nedo.go.jp/informations/press/190829_1/190829_1.html

登録日時: 2007/12/19 02:21:36 PM
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