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2007.06.07 Thu
シギ・チドリの飛来数が激減 WWFジャパンの報告
世界自然保護基金(WWF)ジャパンは、最近の約20年間に、日本の干潟や湿地に飛来するシギ・チドリ類の個体数が急激に減少したという論文を、世界湿地の日である2007年2月2日に発表した。

WWFジャパンは、日本野鳥の会などが行っているシギ・チドリ類の飛来数調査と環境省が中心となって進めている調査結果を分析。1985年までの調査では春の渡りの時期には平均約9万6000羽、秋には約5万1000羽のシギ・チドリ類が確認されたのに対し、2003年までの調査では、その個体数が、春には約40%、秋にも約50%減少している。なかでも、コチドリ(63%減少)やオグロシギ(97%減少)など淡水の湿地を利用する鳥の減少が目立った。

シギ、チドリ類は繁殖地のアラスカやユーラシア大陸北部から、越冬地のオーストラリアやニュージーランドを渡る種で、日本の干潟や湿地は、中継地として重要な役割を果たしている。シギ・チドリ類が生息できる環境は、食物が豊富にあり、生態系の健全性を確かめるバロメーターとなっている。日本の干潟は戦後、土地改良等により約40%失われたのに伴い、日本に飛来するシギ・チドリ類の数も減少傾向にあった。

WWFジャパンは、1996年発足した「東アジア・オーストラリア地域フライウェイ・パートナーシップ重要生息地ネットワーク(シギ・チドリ類ネットワーク)」の活動を国内コーディネーターとして推進し、国際的に重要な干潟を持つ地方自治体に参加を呼びかけていく考え。

http://www.wwf.or.jp/activity/marine/news/2007/20070202.htm
http://www.chidori.jp/news/20070205.htm

登録日時: 2007/06/07 11:21:20 PM
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