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2007.02.13 Tue
今世紀後半には、40億人が高い水ストレス状態に
東京大学の沖大幹教授、総合地球環境学研究所の鼎 信次郎助教授が地球規模の水循環と世界の水資源に関して共著にて発表したレビュー論文が2006年8月25日、米国科学雑誌Science誌に掲載された。現在および将来の世界の水資源需給の逼迫状況に関して最新のアセスメントを取りまとめるととともに、水問題解決のために、科学的知見をアクションへと移す必要性を示した論文で、2007年発表されるIPCCの第4次評価報告書に反映されることが期待されている。

同研究では、世界の陸域水循環量に関して、人間活動の影響も取り入れた最新の推定値に基づき、21世紀を通して世界の水需給がどのように推移するかの最新の見通しを推定した。高い水ストレス状態(水利用が水資源賦存量の40%を超えており、水需給が逼迫)にある人口は現在約24億人で、21世紀後半には、シナリオにより異なるものの、およそ40億人以上となる。

同論文では、世界の水需給の逼迫は遠い将来の問題ではなく今そこにある問題であり、科学者と政策決定者の間のコミュニケーションを改善し、現時点から対応していくことが肝心であるとの見方を示した。

http://hydro.iis.u-tokyo.ac.jp/Info/Press200608/

登録日時: 2007/02/13 09:22:14 AM
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