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2007.01.20 Sat
電子レンジで廃ペットボトルを原料に分解
崇城大学(旧名:熊本工業大学)応用化学科の池永和敏助教授は、家庭にある電子レンジの加熱メカニズムでもあるマイクロ波加熱に着目し、マイクロ波反応器として、電子レンジを用いて2分以内に廃PETボトルを完全に分解、原料に戻す反応を発見した。これは世界最速であり、2006年現在特許申請中。

塩基触媒は水酸化カリウム、水酸化リチウム、炭酸ナトリウム及び炭酸水素ナトリウム(重曹)で良好な結果が出、簡便かつ安全性の高い化学分解反応。また、反応溶媒として用いたアルコール類は繰り返し使用できる。

未利用廃プラスチックが45%にのぼる現状から、大量に排出されるプラスチック類の簡便かつ容易なリサイクル法の確立は大きな課題となっている。現在は、熱源としての再利用(サーマルリサイクル:37%)がリサイクルのほとんどを占め、材料としての再利用(マテリアルリサイクル:15%)および原料としての再利用(ケミカルリサイクル:3%)は、分別・設備にコストがかかるため、あまり進んでいない。

これまでのPETの分解方法は長時間の加熱もしくは高圧下での分解方法であったため、マイクロ波分解法が確立すれば、エネルギーコストの大幅削減によって、究極のリサイクルが実現できると期待されている。

http://www.spsj.or.jp/koho/tohronkai/55/1.pdf

登録日時: 2007/01/20 10:57:34 PM
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