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2006.08.09 Wed
世界の年平均気温、観測史上2番目の高温に「気候変動監視レポート2005」
気象庁は2006年5月19日、同庁ホームページに「気候変動監視レポート2005」を公表した。過去一年の地球温暖化、オゾン層などの気候変動の観測・監視、解析の成果を毎年発表している本レポートによると、2005年の世界の年平均気温の平年差が 0.32℃で観測を開始した1891年以降2番目に高い値となり、地球全体の二酸化炭素濃度は2004年のデータで産業革命以前の平均的な濃度280ppmより約35%増加した377.1ppmに達している。

日本の天候については、夏に西日本を中心に少雨による渇水状態が続いたこと、12月に全国が20年ぶりの寒波や大雪に見舞われ、積雪を観測している339地点中106地点で月最深積雪の最大記録を更新したことなどが報告された。寒波や大雪の原因は(1)例年より南に蛇行した偏西風に沿って強い寒波が流入したことに加え、(2)熱帯の活発な対流活動が偏西風の蛇行を強化し、寒気の流入がさらに活発化したことにあると考えられている。

また気象庁が(財)電力中央研究所と共同で取り組んだ、1979年から2004年までの天候の長期再解析JRA-25(Japanese 25-year ReAnalysis)の完了がトピックスとして紹介された。過去数十年に観測されたあらゆる気象観測データを収集して可能な限りの品質管理を行い、最新の数値解析予報システムとスーパーコンピュータを使って均質で高精度な数十年間にわたる解析値を生成しようとする試みで、季節予報等の予測精度向上に大きく役立つことが見込まれる。


http://www.jma.go.jp/jma/press/0605/19a/
kikou2005.html

http://www.jreap.org/index.html

登録日時: 2006/08/09 06:13:12 AM
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