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2006.06.14 Wed
農林水産省、バイオマス・ニッポン総合戦略を総合評価
農林水産省は2006年3月29日、バイオマスの総合的な利活用に関する「バイオマス・ニッポン総合戦略」の基準年である02-05年までの農林水産政策としての推進状況を検証する総合評価書を発表した。全国的観点からの評価では、バイオマス利活用割合において、廃棄物系バイオマスは、炭素換算で68%-72%に向上、食品廃棄物は10%-約20%に向上しているとの結果であった。

一方、未利用バイオマス(間伐材、稲わらなど)は約20%で戦略策定時から変化しておらず、資源作物(さとうきび、なたねなど)は、実用レベルの利活用は現時点ではほとんど認められない。また、地域的観点からは、06年2月現在35市町村がバイオマスタウン構想を公表しており、技術的観点からは、バイオマスプラスチックの生産効率が目標(対前年比1.1倍)を上回る対前年比1.2倍になったことが報告された。

今後、バイオマス・ニッポンの実現に向け積極的な取り組みが必要として、具体的には、「食品廃棄物の減量・分別促進」「未利用バイオマスのうち林地残材の製品・エネルギー利用の拡大」「耕作放棄地での資源作物生産、安定的で低コストな生産の実現」「バイオマスタウン構想の取り組み拡大のための人材育成」「石油プラスチック並みの生産体制の確立」の5分野がまとめられた。

さらに、輸送用燃料などへのバイオマスエネルギーの導入・促進が必要として、「バイオマス・ニッポン総合戦略」の見直しが06年3月31日の閣議で決定された。バイオマスタウンの加速化、アジア諸国のバイオマスエネルギー導入の取り組みに関与し、普及していくことなども盛り込まれた。

http://www.maff.go.jp/j/biomass/index.html
地域でバイオマスの発生から利用まで、13市町村の構想を発表 (関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/db/1041-j

登録日時: 2006/06/14 08:17:42 AM
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