Home > トヨタ、環境負荷物質を低減する世界初の塗装表面処理剤を開発 >
2006.05.21 Sun
トヨタ、環境負荷物質を低減する世界初の塗装表面処理剤を開発
トヨタ自動車は2006年1月27日、自動車塗装の表面処理工程で発生する有害金属と埋立て廃棄物を大幅に低減できる世界初の表面処理剤を、日本パーカライジングと共同で開発したことを発表した。

自動車の塗装工程では、塗装の密着性と耐食性を確保するために、塗装前に表面処理を行うが、その時に使うリン酸亜鉛処理剤には数種類の金属が含まれており、水で洗い流す際にそれらの金属類が排水に流れるため、工場内での排水浄化が必要である。さらに、副生成物として発生するリン酸鉄のスラッジも埋め立てせねばならず、自動車メーカーにとって大きな課題であった。

今回開発した表面処理剤は、従来のリン酸亜鉛処理剤に含まれていたリン、ニッケル、マンガンを全く使用せず、スラッジ発生ゼロを達成できる世界初の画期的な技術。ジルコニウム系化合物を主体に数種の低有害性金属や特殊な有機物を採用し、リン酸亜鉛処理剤と同等な耐食性の確保に成功した。密着性や塗装後の耐久性、仕上がりについてもリン酸亜鉛処理剤と同等以上の性能を持つ。

この新表面処理剤は、近い将来表面処理剤の主流になり得ると期待され、同社では2006年1月初旬から高岡工場の部品塗装ラインに導入している。
http://www.toyota.co.jp/jp/news/06/Jan/nt06_0108.html

登録日時: 2006/05/21 10:07:48 PM
英語記事はこちら
閉じる
Social Bookmarks
| Posted by jfs | Comments(0) | Trackbacks(0) |
NEXT ACTION
JFSの記事から気になる情報を探してみる   
次の記事を読む: 2005年の光化学スモッグの被害者数、過去10年で最高
前の記事を読む: 第15回地球環境大賞 旭化成グループが受賞
JFSについて知る
JFSに力を貸す
この記事の関連したニュースです
RELATED NEWS

竹中工務店 70種の環境配慮技術でCO2排出量を半減
52市町村、区域の再生可能エネルギーで民生・農業用エネルギーをまかなう
北九州市水道局 カンボジアの上水道整備事業を受注
トヨタ自動車 酵母菌の開発・緑化事業の取り組みを公表
富士電機 ビニールハウス向け太陽光発電システムの実証実験を開始

投稿されたコメントです
COMMENT
リンクされているトラックバックです
TRACKBACK
この記事のトラックバックURL:
/15532
Creative Commons