森林バイオ発電世界最長の500時間、実用化へ弾み
今回の実証試験では、期間中約100トンの木屑を使用し、電力需要の多い昼間は180kW、需要の少ない夜間は原料を絞ることで48kWの発電を行った。ガス化処理後に残る熱分解残渣や、廃熱なども再利用することにより、単純に木屑を燃焼させる方法に比べ、約3倍のエネルギーをバイオマスから得ことができる。
バイオマスをガス化して可燃性ガスを取り出す場合、従来技術ではガス中に含まれるタールが発電用のガスエンジンなどに付着するため、一定期間で設備の運転を止める必要があった。本実証試験設備では、ガス化炉から排出された700℃のガスに少量の純酸素を加えて1000℃以上の高温状態を作り出し、ガス中のタールを全て燃料ガスに変換することにより、タール発生の悪影響を無くした。
今回の実証試験の成功により、従来方式に比べて定期メンテナンス周期を最低でも2.5倍に延長できるため、維持管理費が大幅に軽減され、商用化が大きく進展することが期待される。
登録日時: 2005/04/21 11:03:09 PM
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