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2005.03.01 Tue
流氷が着岸するオホーツク周辺海域に注目「アムール・オホーツクプロジェクト」
総合地球環境研究所と北海道大学低温研究所が連携し、日本、中国、ロシアが共同研究する「アムール・オホーツクプロジェクト」が、2005年4月より始まる予定の本研究のための予備研究を進めている。2002年11月に第1回プロジェクト会議が開かれて以来、研究を続けているもの。

今回のプロジェクトでは、陸面、河川、海洋の物質循環を一つの系と考え、それに対する人間の関わりを総合的に理解することで、海洋生態系の変化を未然に予測し、予防するための指針作りを目指す。中国東北地方とロシアシベリアの国境を流れオホーツク海に注ぐアムール川流域の調査も重要な役割を担っている。

オホーツク海のある北部北太平洋海域は、鉛直対流により深層から表層へと栄養塩が供給される豊かな海。本研究では、アムール川から海洋にもたらされる鉄などの陸起源物質の量と広がり・生物生産力との関係、流域の改変された陸面の状態と河川への付加物質の量と種類、流域における政治経済の変遷とそれによる陸面状態、当地域・海域の水・物質循環の長期的変動の実態の4つの課題を明らかにすることを目指す。

オホーツク海では北半球で最も南に流氷が着岸する。流氷が溶けた後の植物プランクトンの大増殖を出発点とする食物連鎖網が価値あるものとして、知床は世界自然遺産に推薦されている。

http://www.chikyu.ac.jp/AMORE/

登録日時: 2005/03/01 11:54:58 AM
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