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2005.02.23 Wed
アホウドリの繁殖地移動に成功
環境省は2004年11月18日、アホウドリを安全な場所に移動させる目途がついたと発表した。アホウドリを新繁殖地へ誘導する事業を行っていた東京都・鳥島の初音崎側の斜面において、従来の1つがいに加え、今回新たに2つがいによる産卵が確認されたことによるもの。

鳥島のアホウドリについては、1981年から環境庁(現・環境省)による生息状況調査および繁殖地の維持・保全事業が開始された。1993年に種の保存法による「国内希少野生動物種」に指定、保護増殖事業計画が策定され、その一環として新繁殖地計画が開始された。

島東南部にある燕崎の繁殖地は降雨によって火山灰が流出・堆積する不安定な斜面であるため、西部の初音崎側斜面を新たな繁殖地としようとする取り組み。山階鳥類研究所が、デコイ(アホウドリの模型)や鳴声発声装置を用いた誘導をおこなってきた。1995年には1つがいが繁殖に成功し、そのつがいは毎年ここに営巣しており、今までに7羽のヒナが巣立っている。

鳥島のアホウドリは、1951年には10羽程度と絶滅寸前だったが、1993年には約500羽、2004年4月現在では約1600羽と順調に増殖している。1998年のレッドリスト見直しでは絶滅危惧II類に引き下げられている。

http://www.env.go.jp/press/press.php3?serial=5483

登録日時: 2005/02/23 12:18:19 PM
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