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2005.01.19 Wed
BOD成分から作られる化粧品、大好評
絹に含まれるセリシンが肌用化粧品として最近、注目を浴びている。絹繊維製品を生産する過程で、絹を構成する約4分の1の天然性動物性タンパク質「セリシン」を溶解除去する必要があるが、これは、河川を汚濁するBOD値(生物学的酸素要求量)を上昇させる成分であるため、排水処理をして処分されている。膨大なコストがかかるため、セリシンの有効利用が望まれていた。

福井県で長年絹織物の精練を主業としていたセーレンが、1988年から応用研究に取り組み、その後、世間の環境問題への関心の高まりや自然志向の中で、京都の丹後ちりめんの産地でも、96年から京都府織物・機械金属振興センターが本格的に研究を開始した。

セリシンは、皮膚の角質層の細胞に大変似ているので皮膚になじみやすい上に、保湿性に優れ、強い抗酸化性がありメラニン色素の生成を抑制し、美白効果があることが分かり、97年から「コモエース化粧品」シリーズ、「きぬもよふ」スキンケア化粧品シリーズ、「オードレマンシルク100シリーズ」など次々に化粧品として商品化。

敏感肌の消費者にも好評で、さらに入浴剤、石鹸、健康補助食品にも用途が広がっている。廃棄物を減量しつつ新しい価値を創造する取り組みとして、注目されている。

http://www.silk.pref.kyoto.jp
http://www.seiren.com/

登録日時: 2005/01/19 11:28:55 AM
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