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2005.01.14 Fri
京都大生、「農薬データベース」の制作に取り組む
農薬を中心に環境問題を考える京都大生らの自主学習グループ「農薬ゼミ」が、近く活動30年を迎えるのを機に、「農薬データベース」の制作に取り組んでいる。

同ゼミは、1967年に和歌山県で起きた農薬中毒事件をきっかけに、農薬汚染を考えようと、1975年に発足したもの。週1回の学習会をはじめ、農薬を減らして栽培する同県のミカン農家を応援しようと自主販売にも取り組んできた。

省農薬畑のフィールド調査として、樹木500本の病害虫や収量変化のデータを毎年蓄積しており、これほどの長期観察記録は例がないという。同ゼミによると、国内の農薬使用量は70年代の約70万トンに対し現在は約40万トンだが、減反分などを考慮すると単位面積当たりではほとんど変わっていない。

同ゼミの石田元京大教授は、「持続可能な農業がいかに困難であるかを実感しつつ、環境活動に取り組む必要がある。農薬問題を農業現場で考え続けることが大事。農業を通じての農薬問題を実践的に考える若者を増やす活動を継続することが必要」と学生への期待は大きい。

「農薬は悪である」というだけでは問題解決ができないため、今後は、消費者に農作物とともに農薬問題を届ける運動が大事であると考えている。

http://dicc.kais.kyoto-u.ac.jp/KGRAP/homepage.html

登録日時: 2005/01/14 12:29:19 PM
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