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2004.11.15 Mon
植物由来の新素材樹脂「ポリ乳酸」、食品包装材として承認
米国に本社を持つカーギル・ダウと三井化学は、ポリオレフィン等衛生協議会に対し、食品包装材向け樹脂として植物由来の新素材、ポリ乳酸の認定を共同で申請し、2004年6月に承認された。

ポリ乳酸の原料は、トウモロコシやジャガイモなどの植物由来の再生可能資源。化石資源の節約と炭酸ガス排出量の抑制に役立ち、コンポスト(堆肥)中で生分解できる環境負荷低減素材である。

日本国内では、従来、繊維や非食品用の包装材料として開発が進められて来たが、米国ではFDA(食品医薬品局)、欧州ではEU指令により食品包装用への使用が認められており、既に食品包装材として実績がある。

ポリオレフィン等衛生協議会とは、食品包装用途に使用されるプラスチックの衛生性、安全性確保を目的として設立された団体。国内で食品包装用に使用されるプラスチックは、食品衛生法の基準に適合していなければならないが、同協議会は、さらに自主的な仕組みとして基準を定めている。現在、国内で使用されている食品用プラスチックの約3/4がこの基準に適合した登録商品となっている。

今回の同協議会における登録を契機に、ポリ乳酸の食品包装への技術開発や用途開発の動きが加速され、その使用が拡大していくと期待される。



登録日時: 2004/11/15 02:09:50 PM
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