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2004.09.30 Thu
10 周年を迎えた「雨水利用と緑化を進める会」
雨水の利用を訴える市民団体の草分け的存在である「雨水利用と緑化を進める会」(名古屋市)が2004年5月に設立10周年を迎えた。全国的な渇水に見舞われた1994年に会員数56名で設立され、以来、市民への啓蒙活動と自治体への働きかけに積極的に取り組んできた。

同会は、各家庭が工夫して雨水を貯め、庭の水まき、車の洗浄、トイレ用水などの生活雑水に使うことで夏季の渇水が防止できる、また雨水を貯めることで、大量の雨が一気に下水に流れ込むのを防ぎ、都市型洪水を防ぐことができると訴える。さらにビルの壁面や屋上を緑化することで都市のヒートアイランド現象をくい止めようと、毎月無料相談会を開くなどの活動もおこなっている。発起人の臼井章二氏は「行政任せでは動きが遅いが、市民一人一人がその気になれば早期の実現が可能」と語る。

2000年に名古屋市を中心に襲った東海豪雨は深刻な水害をもたらし、それを機に会員数は国内外約3000人に急増。企業も雨水タンクの製造に本格的に取り組み始め、雨水タンクの設置に補助金を出すなど、自治体も積極的に協力するようになっている。

比較的水資源に恵まれている日本でも、ここ数年全国的規模で渇水騒動が起きるようになっている。また、ひとたび大雨が降れば深刻な水害につながるというケースも増えているおり、市民の水資源に対する関心が高まり、近年、雨水利用を進める市民団体がいくつか生まれている。同NGOは現在、国内ばかりでなく中国北部でも水問題の解決に協力し、植林事業にも取り組んでいる。

http://www005.upp.so-net.ne.jp/ame/

登録日時: 2004/09/30 11:50:16 AM
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