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2004.08.25 Wed
絶滅危ぐ種の細胞・遺伝子を保存、タイムカプセルが完成
絶滅の恐れがある野生動物の細胞や長期にわたる環境汚染の変化を調べるための試料を保存する施設「環境試料タイムカプセル棟」が、独立行政法人・国立環境研究所(茨城県つくば市)に完成し、2004年5月31日に公開された。絶滅危ぐ種を系統的に保存するのは国内で初めて。

環境省の委託事業として、2002年度から野生生物の保存を実施しており、現在、トキ、ツシマヤマネコ、リュウキュウアユなど104種類2000サンプルをすでに保存している。今後3年間で「日本の絶滅のおそれのある野生動物(レッドデータブック)」に記載された200種以上を保存していく計画。精子や卵子、受精卵や体細胞の状態で、マイナス150度の液体チッ素に半永久的に保存する。将来、生命工学技術による絶滅種の復元や、絶滅原因の研究・解明に取り組む。

また、全国各地で採取した土壌、大気粉じん、母乳、エイなどの魚類、ムラサキガイなどの二枚貝を環境汚染の試料として保存し、ダイオキシンなど環境汚染物質について50年から100年の単位で変化を調べる考え。

同棟は鉄筋コンクリート造り二階建て、約2050平方メートル。液体チッ素保存タンク14基が設置された環境試料長期保存室、生体機能解析室などがある。

http://www.nies.go.jp/whatsnew/2004/20040531-1.html

登録日時: 2004/08/25 10:26:51 AM
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