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2004.07.17 Sat
汚染土壌中のカドミウムを高濃度に蓄積する植物を発見
株式会社フジタは、農業工学研究所、名古屋大学の竹中千里教授らと共同で、アブラナ科ヤマハタザオ属の「ハクサンハタザオ」に、土壌中に含まれる重金属元素カドミウムを極めて高濃度に蓄積する能力があることを発見した。

カドミウムは、メッキ、塗料、充電式電池などの材料として広く使われている。その汚染土壌の浄化手法として従来実施されている不溶化処理や土壌洗浄等には短期間で処理できるというメリットはあるものの、より低コストで省エネルギー型の浄化手法が求められていた。

植物による土壌浄化技術を積極的に展開している同社では、全国の土壌中カドミウム濃度が高い地域の植物百数十種を探索した結果、「ハクサンハタザオ」にカドミウムを極めて高濃度に蓄積する能力があることを発見。蓄積能力は、世界的に認識されている『カドミウム高濃度蓄積植物』の基準の10-20倍。

また、比較的低レベルの汚染土でも対応が可能で、国内のほぼ全域で適用することができる。外来種でないため在来種の生態系への影響も小さい。キレート剤等の溶出促進剤を必要としないため、浄化処理中の高度管理も不要となる。

今後は、本発見を植物による汚染土壌の浄化技術へ発展すべく調査研究を継続するとともに、大量栽培技術を確立して供給体制を構築し、2005年度中の実用化、全国規模での実施体制の確立を目指す。

http://www.fujita.co.jp/information/news/2003/2004_0203hak.html

登録日時: 2004/07/17 02:01:30 PM
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