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2004.06.09 Wed
世界初、舶用風力発電装置の実船実験
海運会社の商船三井は、「舶用風力発電装置」を完成させ、木材チップ運搬船「TAIHO MARU」(40,322t)に搭載、2004年3月10日より実用化に向けた実験を開始した。東海大学総合科学技術研究所および舶用電機メーカー西芝電機と共同で2002年より開発を進めてきたもので、「舶用風力発電装置」が、航行する船舶で利用されるのは世界初。

本装置は、「発電機」と「蓄電池」、風速に応じた電力制御・制動制御を行う「制御装置」、今後の開発に生かすための「データ収集装置」で構成される。風車には風向を選ばずコンパクト、さらに今後の実用化に向けて大型化も可能な「直線翼垂直軸型」を採用した。

発電機は塩害、振動、動揺対策を施した舶用仕様の永久磁石式同期発電機。永久磁石式同期発電機とは、同期発電機の回転子に永久磁石を採用することで、電力損失を低減し、出力と電圧の変動を大幅に小さくする発電システム。制御性、耐環境性に優れ、高効率・低騒音・高性能可変速。

発電された電力は、一旦蓄電され、そこから船橋(ブリッジ)に実験用に設置した冷暖房装置に給電される。発電量その他のデータは自動的にデータ収集装置に記録。試算では、年間7,000-9,000kWhの発電が可能な見込み。

同社では本装置の発電能力に関するデータの収集・解析を継続し、将来的には船内居住区等における補助的電源としての活用法を探って行く方針。


http://www.mol.co.jp/pr-j/2004/j-pr-2410.html

登録日時: 2004/06/09 10:34:52 AM
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